【あしたのジョー】矢吹丈の基本情報
タイトル | あしたのジョー |
キャラ | 矢吹丈(やぶき じょう) |
概要 | 本作の主人公。長い前髪と、引き締まった身体が特徴。擦り切れたベージュのコートと、赤いハンチング帽をいつも身につけている。ケンカ屋。 |
カテゴリー、タグ | スポーツ、講談社、少年マガジン |
外部リンク | 「あしたのジョー」連載50周年記念サイト |
【あしたのジョー】矢吹丈の名言・名セリフ集
燃えたよ……真っ白に……燃え尽きた
自由を奪われるのは我慢ならねえが、負けるってことは、もっともっと我慢がならねぇ!!
やや内角をねらい、えぐりこむようにして、打つべし!それ、打つべし!打つべし!打つべし!打つべし!打つべし!打つべし!打つべし!
パンチ・ドランカーでこうまで廃人になっちまっても… 勝負の妄執だけはまだまだ燃えくすぶっているんだ…!!
橋がなけりゃ橋をかけりゃいいんだ、おれたちの手でよ
いざ、おれの手にかかって死なれてみると…・これほどまでに慕わしい存在に思えてくるなんて
おれは…おれは生まれてこのかたなにひとつとして人なみにあたえられたものはなかった。おもちゃも本も…新しい服もあったかいふとんも…いや、やさしい親の愛すらあたえられずに育ってきたんだ。だが…自由だけはこのおれの腕力でなんとかもぎとって生きてきた。その…そのたったひとつの自由すらうばわれてしまったらおれにはなにがのこるっていうんだい。
ふふ…こ…殺しちまったよ…。この手で…この手で力石を殺しちまったよ……。り……き、力石よ………。り……きいし……。
ま、ま…まてよ、おやじ…。いまのはダウンじゃあねぇ、スリップだ!
おれはあきらめないぜ自由になるためなら、地獄の底からだろうが、なんだろうが這い出してみせる
だからおれは堂々とうけて立ったんだよ、ぜったい負けない方法をこっそり細工してな
このグローブ…もらってくれ。あんたに…もらってほしいんだ…。
たのむや、おっちゃん。たのむや…。まっ白な灰になるまでやらせてくれ、なんにもいわねえでよ…。
も…もう一言でもウルフのことを口にしてみやがれっ…!ぶっ殺すぜっ。
負い目や義理だけで拳闘をやってるわけじゃない。拳闘がすきなんだ。死にものぐるいでかみあいっこする充実感がわりと、おれ、すきなんだ。
玉砕か…かっこいいな。
まがりなりにも拳闘の世界で血を流しっこして生きてきたからには…いまさら中途半端なかたちで疲れただの拳闘をやめたいだのと、ぜいたくは言えねえ気がするんだよ
なにが不運なんだ…。じょうだんいうない、おれは幸運だぜ…。血へどをはきながらあれほどの男ととことん打ち合うことができたなんて…。おれはしあわせだと――いま心底思ってるんだ…。
あ…あと…あともう一歩というところまで脱走は成功していたんだ…それを…きさまこのおれにうらみでもあるのかっ。
リングには世界一の男、ホセ・メンドーサが俺を待っているんだ
力石よ…おまえのくれたチャンピオン・ベルトだぜ。そら。
強くなるぜ…おっちゃんの期待にそえるようにな。力石にも…負けねえよ!
みずからすすんで地獄を克服した男がいたんだ! おなじ条件で!人間の尊厳を!男の紋章ってやつを! つらぬきとおして死んでいった男をおれは身近に知っていたんじゃねえかっ!!
ま…まいったぜ力石…あそこで…とどめをアッパーでくるとはな…。さすがに力石だ…まいったぜ。
ま…まちな…。…いまさら…どこへずらかろうってんだい…。自分で火をつけておいて…か…火事場からにげだすって法はないぜ、ええ?おじょうさんよ…。 そうやってきれいなお目々をしっかりとひらいて…さいごのさいごまで見とどけるんだ。あんたはこの…この試合の主謀者なんだから、おしまいまでちゃんと責任をもってな。
もう一度……もう一度、力石の顔を……いいだろうおじょうさん……
どうだい、おっちゃん…一発できめたぜよ…。
ふふ…こりゃあうっかりへたな試合をみせるわけにはいかねえな。やるぜよ、おっちゃん…。
ひじを左わき下からはなさない心がまえで… やや内角をねらいえぐりこむようにして打つべし…
そこいらのれんじゅうみたいにブスブスとくすぶりながら不完全燃焼しているんじゃない。ほんのしゅんかんにせよ、まぶしいおど真っ赤に燃え上がるんだ。そして、あとにはまっ白な灰だけがのこる…。燃えかすなんかのこりやしない…まっ白な灰だけだ。
そんじょそこいらの百万語のべたついた友情ごっこにまさる、男と男の魂の語らいだった。そうよ、友だちだったんだ、あいつは…本当の友だちだったんだ。
耐えるってことそのものが拳闘の世界なんだ。おれたちはその世界で生きていくんだ